こんにちは、堺市の歯科医院・医療法人堺美歯科ナカノ初芝歯科クリニックです。
今回の虫歯については、虫歯予防に有効と言われているフッ化物について説明します。
フッ化物を使うことにより歯は虫歯になりにくくなります。
メカニズムは歯の中のハイドロキシアパタイトという成分がフッ化物と結合し、フルオロアパタイトというものになって酸に対して強くなります。
また脱灰(歯が溶けること)を抑制し再石灰化(溶けた歯が元に戻ること)を促進します。フッ化物を使うことで虫歯を予防することができます。
どのようにしてフッ化物を使用するべきかというと、毎日の歯磨きで使う歯磨き粉です。
市販の歯磨き粉のフッ化物の最大濃度は1450ppmです。使用している歯磨き粉にフッ素が入っているかを確認して、
大人の方はその最大濃度の歯磨き粉で2cm出します。2分間磨き、この時無闇に唾を吐いたりせず最後に30秒歯と歯の間を通すようにグチュグチュします。最後に10mlの水で軽くゆすいで終わりです。
注意事項としては歯磨きのあと最低2時間飲食を控えることと、ゆすぐときは軽く口に水を含んで吐き出す程度にすることです。
これがイエテボリテクニックと呼ばれるフッ化物の活用法です。
他にも補助的にフッ化物のうがい薬を使うという方法も効果的です。
これまで何回かに分けて虫歯予防についてブログで書きましたが、結論を言うと虫歯予防で重要なことは、
食習慣に気をつけることとフッ素を活用していくことです。
食習慣も、だらだら食べないこと、食事の回数を減らすこと、そして寝る1時間前は食事をしないことです。
それさえ気をつければ虫歯にならないと言われています。
もっと詳しく知りたい方はぜひ当院のスタッフにお声がけください。
医療法人 堺美歯科
ナカノ初芝歯科クリニック
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