こんにちは、堺市の歯科医院・医療法人堺美歯科ナカノ初芝歯科クリニックです。
今回は前回虫歯についてのブログで紹介した虫歯の予防について、
さらに他にも効果的と思われる方法を紹介したいと思います。
一つは唾液の量を増やすことです。歯は脱灰と再石灰化を繰り返していますが、
再石灰化は唾液が出ない方には起こりません。
なので唾液が少なくなっている原因を取り除くことが虫歯予防につながります。
例えば、高血圧や抗アレルギー薬、心療内科の薬の中に唾液が少なくなってしまう薬があります。その薬の変更が可能であれば唾液の量を改善できる場合があります。他にも、そもそも水分の摂取量が少ないと唾液は出ません。またアルコールやカフェインやニコチン、ストレスも唾液が少なくなる原因になったりしますし、場合によっては、全身疾患が原因で唾液が出にくくなっている場合もあります。口呼吸の方は前歯が乾燥状態になりやすく、虫歯になりやすいです。自分で改善できる範囲でいいので生活を見直してみましょう。
また食直後にガムを噛むことで、唾液分泌を促し、再石灰化のスピードを早めることもできます。この時のガムは砂糖や炭水化物が入ってないことが好ましいです。
フッ素も虫歯予防では効果的とは言われております。通常歯医者さんで3ヶ月おきにフッ素を塗ったり、毎日の歯磨き粉の中にフッ素が入っていたりします。フッ素を塗ることで歯が強くなり、虫歯になりにくくなります。ぜひ、歯磨き粉はフッ素入りのものを選んでください。今後のブログでフッ素の正しい使い方を紹介していこうと思います。
虫歯予防に興味がある方はぜひ当院へお越しください。