こんにちは、堺市の歯科医院・医療法人堺美歯科ナカノ初芝歯科クリニックです。
今回は虫歯の予防についてお話しします。
結論からいうと、虫歯の原因は糖入りの間食の多い食習慣と、寝る1時間前の糖の摂取によるものです。
前回の虫歯についてのブログで説明した通り、虫歯菌は糖を摂取し酸を産生します。
酸により脱灰が起き、唾液により再石灰化が起こります。脱灰の時間が長ければ長いほど虫歯のリスクは上がります。
糖を摂取するとその瞬間に口の中は酸性になります。そして1時間かけて元の中性に戻っていきます。
間食が多いと、口の中は常に酸性になってしまいどんどん歯が溶けてしまいます。
糖の入ったジュースや糖に変化する物質(炭水化物)を摂取する量ではなく、頻度を減らしてあげることが重要になってきます。
一番いいのは朝ごはん、昼ごはん、3時のおやつ、夜ご飯以外は糖を摂取せず、
飲み物は水や茶葉から汲んだお茶や紅茶、豆から挽いたコーヒーを飲むことです。
また、寝る1時間前の食事がダメな理由としては、寝ている間は唾液がほぼ出ないので歯の再石灰化が起こらなくなります。
ですので、睡眠中ずっと脱灰している状態になってしまいます。
寝る1時間前は歯磨きするしないに関わらず糖を含む物を摂取しないようにしましょう。
歯磨きのタイミングですが、たまに食直後に歯磨きしていいか聞かれることがあります。
確かに歯が脱灰しているので磨くと簡単に削れてしまいそうというイメージがあります。
しかし、実際はイオンレベルでの脱灰なので、ブラシで磨いても影響がないと言われています。
むしろ歯磨きをせずに口の中に食べ物のカスがずっとある状態だと、再石灰化が起こりにくくなるので歯磨きは直後にした方がいいです。
虫歯予防について詳しくお知りになりたい方はぜひ当院にお越しください。
医療法人 堺美歯科
ナカノ初芝歯科クリニック
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