こんにちは。今回は一本の歯に対して治療できる回数に関してお話します。
患者様の中にはまた悪くなれば再治療すればよいのではと考えられている方がおられます。
仰るとおり、再治療できる事もあります。
ただ何回も再治療できる訳ではありません。
また再治療出来ない事もあり、そうなれば抜歯となってしまいます。
それでは何回くらい再治療できるかというと一本の歯に対して平均的には４回です。
日本の保険診療では再治療にかかるまでには約５〜１０年です。
従って保険診療で治療をすれば２０〜４０年で抜歯の可能性が高くなります。
２０歳で治療を開始すれば６０歳には抜歯になる計算になります。
従って日本では６０歳代からの歯の喪失率は高くなっているのです。
当院には金属アレルギーや見た目を不安に感じ、銀歯をセラミックの歯にやりかえる治療を多数おこなっております。
銀歯を外すとほぼ虫歯になっているという事実があります。
どうしても銀歯はつなぎめが甘く、接着剤も弱いため虫歯になりやすいのです。
虫歯にならない様に予防する事が重要ですが、虫歯になった際には再度虫歯になりにくい治療法・材料で治す事をお勧めします。
ナカノ初芝歯科クリニック
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